
ホメオパシーに出会って20年近くになります。
8歳になる娘の病気がきっかけで、その時から病気というものについて考えざるを得ない状況になってしまいました。
病院へ通いながらも、母親として娘の病気を治すために、様々なことを試す試行錯誤の毎日が始まりました。
その当時、娘の病気は「てんかん」という病気でしたので、いつ発作が起きるかと不安な毎日を過ごしていました。
ホメオパシーを知ったのはちょうどその頃でした。
ホメオパシーがどんなものかもわからず勉強を始めましたが、現在のようにインターネットもまだ一般にはほとんど普及されていない時代、ホメオパシーに関する情報がほとんど手に入りません。
ところが、少しずつ勉強を始めると、ホメオパシーの健康や病気に関する考え方が、今までの自分の中にある常識を覆すようなものであり、どんどん惹かれていきました。
さらに、「ホメオパシーが娘の病気を治してくれるのではないか」と、その可能性を大きく感じ始めました。
1999年2月に家族を残し、病気の娘だけを連れて、本格的にホメオパシーの勉強をするためにイギリスへ渡りました。大きな決断でした。
イギリスへ行って間もなく娘は大きな発作を起こしてしまいました。もちろん薬は飲んでいましたが、おそらく環境が変わったことが大きかったのでしょう。初めてホメオパシーを受けさせました。
ホメオパスからたった一粒の小さなレメディを渡されました。それからです、毎月のように起こっていた発作がなくなり、現在では28歳になりましたが、あれからまったく一度も発作は起こっていません。
たった一粒で、まるで奇跡のようでした!
娘の病気がホメオパシーによって完治したことで、結局3年間勉強をして帰国しました。
娘が背中を押してくれたかのようにホメオパシーの世界に入り、それからずっと現在まで、ホメオパシーの可能性を多くの人に知って頂きたいと普及活動に力を注いで来ました。
東京スクールオブホメオパシーを開講して7年目を迎え、今後さらに心と技術をともなう職業人としてのホメオパスを育てていくことが私の使命であると考えています。
ご縁をいただいたおひとりお一人に感謝しながらともに学んでいきたいと思っています。

代表 黒澤今日子
|